寒い朝に素早く布団から脱出するには
冬の季節は朝日が登ってくる時間も遅く、夏場に比べていつもの時間に起きても暗く肌寒い環境となってしまいます。
寒い日の朝というのは目覚めても温かい布団の中から抜け出すことがしづらく、つい二度寝をしたりいつまでもぐずぐずと横になったまま時間をすごしてしまったりということがあります。
なぜ寒い日に布団から出づらいかというと、それは人の体のしくみが大きく関係しています。
人は睡眠に入っているときには体温が平熱よりもやや低くなるため、周囲の空気が寒いときには体内にしっかり睡眠から抜けて覚醒をするという司令がでづらくなってしまいます。
また温かい布団の中から急激に気温の低いところに移動するのは心臓に大きな負担をかけることにもなるので、自己防衛本能から危険な外には出たくないという気持ちが起こりやすくなるのです。
なのでまず朝素早く起きるようにするためには、部屋の温度を高くして布団の中とあまり変わらないようにしてしまうか、またはカイロや湯たんぽで体を温めて体温を高めてしまうということが有効になります。
自力で布団から出るためのストレッチ
道具を使わずに早く布団から出るようにするには、簡単なストレッチを覚えておくと便利です。
人の手のひらの真ん中にはツボがあり、ここを押すことで心臓の動きを活発にすることができます。
心臓が覚醒し血行が早くなると体温が自然に高くなるので目が覚めやすくすばやく体を起こせるようになるでしょう。
また同じように耳たぶを掴んで引っ張るというのも同じように体温を高めるための手段となります。
寒い朝には布団の中で手のひらを押したり耳たぶをひっぱったりしてみてください。